米国防総省「ファーウェイ使用は問題」容認の英に再考促す

米国防総省「ファーウェイ使用は問題」容認の英に再考促す
イギリスが、次世代の通信規格「5G」で、中国の通信機器大手 ファーウェイの機器の使用を部分的に認めたことについて、アメリカ国防総省の報道官は「いかなる方法をとったとしてもファーウェイの製品を使うことは問題だ」として、イギリス側に対応を改めるよう促す考えを示しました。
イギリス政府は先月28日、核関連施設や軍事基地などがある地域などを除いて、「5G」の通信網の整備でファーウェイの機器の使用を認めました。

これについて国防総省のホフマン報道官は3日、記者会見で「いかなる方法をとったとしても、通信記録や、カルテなどの健康管理に関する情報、それに銀行口座の取り引き状況などが漏れるおそれがあり、ファーウェイの製品を使うことは問題だ」と述べました。

そのうえで「イギリスはわれわれにとって重要な同盟国の1つで、折り合う方法を見つけたいと思っているが、イギリスが対応を考え直すことを望んでいる」などと述べて、イギリス側に対応を改めるよう促す考えを示しました。

アメリカは、EU=ヨーロッパ連合から離脱したイギリスと年内に自由貿易協定を結ぶことは可能だとしていますが、ファーウェイをめぐる立場の違いが今後の交渉に影響を与えるおそれもあるものとみられます。