東京 渋谷区 ふるさと納税の寄付 7月にも募集へ 税収大幅減で

東京 渋谷区 ふるさと納税の寄付 7月にも募集へ 税収大幅減で
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東京 渋谷区は、ふるさと納税でほかの自治体への区民の寄付が相次ぎ、税収が大幅に減る見通しとなっていることから、これまでの姿勢を転換して、ことし7月にもふるさと納税を活用した寄付を募る方針を決めました。
ふるさと納税は個人が自治体に寄付すると、その金額の一部が所得税と住民税から控除される仕組みです。

都市部の自治体では住民が返礼品などを目当てに寄付する動きが広がり、税収が減るところが出ていて渋谷区も今年度、23億円余り税収が減る見通しです。

こうした状況を受けて渋谷区は税の減収に歯止めをかけるため、ふるさと納税の制度に参加する方針を決めたもので、早ければことし7月にも寄付の募集を始めることにしています。

返礼品については総務省が地場産品とするという基準を定めていて、渋谷区は区内のホテルでの宿泊やレストランでの飲食など、体験型の返礼品を提供する予定です。

長谷部健区長は、これまでは過度な返礼品の競争に疑問があるなどとして、制度に参加しない姿勢を示してきましたが「税収の減少によって区政運営に多大な影響が生じているため参加を決めた。渋谷のファンになってもらえるような返礼品を開発したい」としています。

渋谷区は必要な費用を新年度予算案に盛り込んで、今月の定例区議会に提案する方針です。