“政府の万全な対策必要 国会も配慮” 自民・立民会談

“政府の万全な対策必要 国会も配慮” 自民・立民会談
新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が2日夜会談し、政府が万全の対策をとれるよう国会として配慮していく方針を確認しました。
会談は国会内で急きょ行われ、新型のコロナウイルスの感染拡大で国民生活や経済にも影響が出ていて、水際対策を含め政府の万全な対策が必要だという認識で一致し、国会としても配慮していく方針を確認しました。

具体的には3日から3日間、衆議院予算委員会で行われる新年度予算案の基本的質疑で、加藤厚生労働大臣に質問通告のない時には委員会を離れることを認めることになりました。

また、委員会の理事会では厚生労働省から対策の進捗状況の報告を受けることになりました。

自民党の森山国会対策委員長は「政府には対策に遺漏無きようお願いしたい。景気の下振れリスクが高まった気がしており、予算案の年度内成立を確実にすることが大事だ」と述べました。

立憲民主党の安住国会対策委員長は「政争の具にはせず、政府にはいずれきちんと説明してもらう。安倍総理大臣に関わる問題は今後も厳しく追及していく」と述べました。