新型肺炎 友好都市の武漢を支援するイベント 大分

新型肺炎 友好都市の武漢を支援するイベント 大分
新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が増え続ける中国で、状況が最も深刻な湖北省の武漢を支援しようと、武漢と友好都市の関係にある大分市でチャリティーイベントが行われています。
このイベントは、中国の旧正月を祝うため大分市で毎年、この時期に開かれる「春節祭」の内容を、急きょ変更して行われています。

主催者の大分華僑華人会の黄梅雄会長が、「楽しみにしていた春節祭とは違う内容となりましたが、大分から武漢へ元気を発信しましょう」とあいさつし、集まった人たちが声を合わせて、中国語で「武漢 頑張れ」とエールを送りました。

会場では、地元の大学生や子どもたちがダンスや太鼓を披露しました。また、大分県産の野菜や果物などが販売され、売り上げの一部はマスクなど支援物資の購入に充てるということです。

さらに募金も行われていて、協力した男性は「応援の気持ちを込めて募金しました。必ず状況はよくなると思うので、武漢の人たちには強い気持ちで頑張ってほしいです」と話していました。