新型肺炎 帰国した子へ偏見生じぬよう正しい知識を 文部科学省

新型肺炎 帰国した子へ偏見生じぬよう正しい知識を 文部科学省
新型のコロナウイルスの感染拡大を受け文部科学省は、中国から帰国した児童・生徒への偏見が生じないよう、正しい知識を伝えることなどを全国の学校に通知しました。
通知では、
▽帰国して2週間以内に発熱などの症状がある場合は医師の意見を聞いたうえで出席停止の措置をとることや、▽症状がなくても武漢に住んでいる人と濃厚接触があった場合などには、保護者に自宅待機を要請するよう求めること、
▽感染症を理由とした偏見が生じないように子どもたちに正しい知識を伝えることなども通知しています。

萩生田文部科学大臣は記者会見で「情報収集に万全を期すとともに、状況に変化があった場合に迅速かつ柔軟に対応する体制を整えるなど、緊急対応に漏れがないように取り組んでいく」と述べました。