羽田から病院搬送の5人は新型ウイルス感染確認されず

羽田から病院搬送の5人は新型ウイルス感染確認されず
厚生労働省によりますと、中国 湖北省の武漢からチャーター機で帰国し、発熱などの症状を訴えて入院した12人のうち羽田空港から病院に搬送された5人はいずれも新型コロナウイルスへの感染が確認されなかったことがわかりました。
29日、中国 湖北省の武漢から羽田空港に到着した最初のチャーター機では206人が帰国しました。東京都によりますと、発熱やせきなどの症状を訴えた30代から50代の男女5人が羽田空港から都内の病院に搬送され検査の結果、40代と50代の男性2人が肺炎と診断されました。

またそれ以外の人のうち同意の得られた199人が東京 新宿区にある国立国際医療研究センターで医師の診察や検査を受け、8人に発熱やせき、それに頭痛などの症状が認められこのうち7人が入院したということです。

厚生労働省などによりますと、入院した12人のうち羽田空港から搬送された5人は検査の結果、いずれも29日夜、新型コロナウイルスへの感染が確認されなかったことがわかりました。

そのほかの人たちのほとんどは、経過を観察するため、国が用意した宿泊施設に滞在していて、厚生労働省はチャーター機で帰国した人たちについて症状のあるなしに関わらず、新型コロナウイルスに感染していないか調べています。