チャーター機第2便が武漢へ 29日午後10時すぎ出発

チャーター機第2便が武漢へ 29日午後10時すぎ出発
中国の湖北省武漢での新型のコロナウイルスの感染の拡大を受けて、現地からの帰国を希望する日本人を乗せるためのチャーター機の第2便が、予定よりおよそ2時間遅れて29日夜10時すぎに羽田空港を飛び立ちました。
中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、政府はチャーター機を手配して、現地に滞在する日本人の希望者全員を順次、帰国させることにしています。

28日夜は、その最初のチャーター機が日本を出発し、現地から206人を乗せて29日朝、羽田空港に戻りました。このうち12人は発熱などの症状が認められ、入院することになりました。

そして、29日夜、チャーター機の第2便が、予定よりおよそ2時間遅れて午後10時すぎに、武漢に向けて羽田空港を飛び立ちました。

チャーター機には今回も医療チームや政府関係者など8人が乗り込んだほか、マスクや消毒液など多くの支援物資も積み込まれたということです。

この第2便では現地から、第1便と同じ規模のおよそ200人が乗る予定で、30日未明に武漢を出発し、30日午前中に羽田空港に到着する見通しです。