中国 野生動物の取り引き全面禁止 新型肺炎 感染源の疑いで

中国 野生動物の取り引き全面禁止 新型肺炎 感染源の疑いで
中国で感染が拡大する新型コロナウイルスについて、中国当局は野生動物が感染源である疑いが持たれていることから、ウイルスの流行が収まるまで取り引きを全面的に禁止することを決めました。
今回の問題をめぐっては、中国の専門機関が調査したところ、湖北省武漢の海鮮市場にある野生動物を扱う店が集中する区域から新型コロナウイルスが多く検出されていて、市場で売られていた野生動物が感染源である疑いが持たれています。

このため中国当局は28日までに、ウイルスの流行が収まるまで、野生動物の取り引きを全面的に禁止する通達を出しました。

通達では、市場やスーパー、飲食店など、あらゆる場所で野生動物の取り引きを厳しく禁じるとし、従わない場合は法に基づいて処罰するとしています。