高機能マスクに注文相次ぐ 愛知 豊橋

高機能マスクに注文相次ぐ 愛知 豊橋
中国で新型のコロナウイルスによる肺炎が広がる中、愛知県豊橋市のメーカーでは何度も洗って再利用できる高機能マスクの注文が相次ぎ、増産して対応しています。
豊橋市にあるメッシュ製品の加工メーカー「くればぁ」は、7年前からPM2.5やウイルスの飛まつをカットしたり消臭を行ったりする、8つの層のフィルターがある高機能マスクの生産を手がけています。

メーカーでは、このマスクが新型肺炎のウイルスにも対応できるとしていて、国内で新型肺炎の報道が広がった先週後半ごろから注文が相次いでいます。

マスクは1個1万3200円と高価ですが、100回洗って再利用ができ性能も落ちないということです。

1つずつ手作りのため、生産をふだんの5倍ほどに増やしても1日およそ50枚しか作れないということで、注文から手元に届くまで1週間から2週間待ちの状態ですが、メーカーには中国 武漢市の関係者からも至急届けてほしいと要望が寄せられているということです。
「くればぁ」の石橋衣理社長は「週明けにどっと注文が入り驚いている。不安になっている人のもとに早くマスクを届けられるようにしたい」と話しています。