大分 宮崎の猛烈な雨 ピーク過ぎるも土砂災害など十分注意を

大分 宮崎の猛烈な雨 ピーク過ぎるも土砂災害など十分注意を
低気圧の影響で西日本を中心に大気の状態が非常に不安定になり大分県佐伯市では観測史上最も多い1時間に117.5ミリの雨量を観測しました。九州では大雨のピークは過ぎましたが、引き続き、土砂災害や川の増水などに十分な注意が必要です。
気象庁によりますと、発達した低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本を中心に大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。

大分県や宮崎県では、27日夜になってから猛烈な雨が相次いで観測され、大分県佐伯市では午後7時半ごろまでの1時間に117.5ミリと、1時間の雨量としては昭和51年に観測を始めてから最も多い雨量を観測しました。これは、全国の1月の1時間雨量としても、最も多い記録となりました。

九州の大雨のピークは過ぎましたが、西日本では28日にかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、局地的に雨雲が発達するおそれがあります。

気象庁は、引き続き土砂災害や川の増水のほか、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。

大分県内の被害状況(27日午後9時現在)

NHKが大分県内の警察や消防、それに各自治体に取材したところ、午後9時現在で大雨の影響で佐伯市の一部の地域で道路の冠水や土砂崩れが相次いでいるということです。

警察などによりますと、佐伯市内の中心部を通る道路の数か所で冠水の被害が出ているということです。

また、東九州自動車道は大雨の影響で佐伯市の蒲江インターチェンジ付近で道路脇の法面が縦と横ともにおよそ8メートルにわたって崩れる土砂崩れが発生したことから、佐伯インターチェンジと宮崎県の延岡南インターチェンジの間の下り線で午後7時40分ごろから通行止めとなっています。

一方、人的被害の情報は今のところ確認されていないということです。

警察や消防、それに各自治体では引き続き情報の収集を進めています。