大関 豪栄道 現役引退の意向を固める

大関 豪栄道 現役引退の意向を固める
大相撲の大関 豪栄道が現役を引退する意向を固めたことがわかりました。
大関 豪栄道は、去年11月の九州場所を左足首のけがで途中休場して負け越し、初場所を角番で迎えていました。

しかし初日から3連敗するなど精彩を欠き、12日目に朝乃山に敗れて負け越し来場所、関脇に陥落することが決まっていました。

豪栄道は、千秋楽まで土俵に上がり5勝10敗の成績でした。

日本相撲協会の広報部長を務める芝田山親方によりますと、豪栄道は師匠の境川親方を通じて相撲協会に対し引退の意向を伝えたということです。

豪栄道は、大阪 寝屋川市出身の33歳。

埼玉栄高校から境川部屋に入門し、低く当たって前に攻める相撲で順調に番付を上げ、平成26年の名古屋場所のあと大関に昇進しました。

平成28年の秋場所で初優勝を果たしましたが、最近はけがが続き、本来の相撲を取れていませんでした。

豪栄道は、史上10位の長さとなる33場所、大関を務め、通算成績は、696勝493敗66休で、幕内では587勝442敗66休でした。

地元では惜しむ声 大阪 寝屋川

大関 豪栄道の地元の大阪 寝屋川市では、豪栄道が現役を引退する意向を固めたことを惜しむ声が聞かれました。

寝屋川市に住む70代の男性は「今場所は惜しい相撲が多く、まだ現役を続けると思っていたのでびっくりです。以前、近くに住んでいて、大関まで昇進してすごいなと思っていました」と話していました。

また、40代の男性は「地元のヒーローなのでさみしいです。引退したあとも何らかの形で相撲を盛り立ててほしい」と話していました。

70代の男性は「もう1回くらい、返り咲いて欲しかったです。ここまでよく頑張ったと言ってあげたい」と話していました。

40代の女性は「本当にさみしいです。優勝のパレードがあったときは家族が見に行きました。地元の力士なのでもう少し頑張ってほしかった」と話していました。

大関 豪栄道 これまでの歩み

大関 豪栄道は、大阪 寝屋川市出身の33歳。

強豪の埼玉栄高校で高校総体で優勝するなど活躍したあと、境川部屋に入門し平成17年初場所で初土俵を踏みました。

低い当たりから左の前まわしを取って前に攻める相撲を持ち味に順調に番付を上げ、平成18年の九州場所で十両に昇進しました。

新入幕を果たした平成19年の秋場所では、終盤戦まで優勝争いに絡み、12年ぶりに新入幕力士として横綱戦が組まれたほか、平成20年九州場所では新小結に昇進しました。

関脇に昇進後は、大関が期待されながらも足踏みが続きました。

昭和以降では歴代単独1位となる14場所連続で関脇を務めました。

そして、12勝3敗の好成績を残した平成26年の名古屋場所のあと大関に昇進し、平成28年の秋場所では15戦全勝で初優勝を果たしました。大関の在位は史上10位となる33場所です。

しかし、たび重なるけがに悩まされ、負け越せば大関から関脇に陥落する角番で迎えた場所は、現行の制度となった昭和44年の名古屋場所以降では3番目に多い9場所で、このところは、なかなか優勝争いに加わることができていませんでした。