中国 陸上アジア室内選手権が中止に 新型肺炎 感染拡大で

中国 陸上アジア室内選手権が中止に 新型肺炎 感染拡大で
新型のコロナウイルスの感染拡大を受け、日本のトップ選手が出場を予定し、来月中国の杭州で開かれる予定だった陸上のアジア室内選手権が中止になりました。
アジア室内選手権は2004年から2年に1回行われている大会で、ことしは来月12日と13日に中国の浙江省杭州で開かれる予定でした。

日本陸上競技連盟によりますと中国での新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、アジア陸上競技連盟からことしの大会を中止するという連絡が入ったということです。

アジア室内選手権は東京オリンピック出場に向けて重要な世界ランキングに成績が反映される大会の1つで、男子走り高跳びで日本記録を持つ戸邉直人選手や男子走り幅跳びで日本記録を持つ城山正太郎選手、男子短距離の多田修平選手や白石黄良々選手などトップ選手が出場を予定していました。

日本陸連の横川浩会長は「オリンピックに向けた重要な大会であることを考えると残念だが、各国の選手や関係者の健康と安全が最優先だと考えている」とコメントしています。