米から調達のLNG 火力発電所に到着 三重 川越町

米から調達のLNG 火力発電所に到着 三重 川越町
中部電力と東京電力でつくる「JERA」などがアメリカから調達したLNG=液化天然ガスが、三重県川越町の火力発電所に到着しました。アメリカからの調達拡大でLNGをこれまでよりも安く調達できる可能性があるとして期待されています。
JERAと大阪ガスは、アメリカ テキサス州でシェールガスなどをLNGに加工し、生産する事業に共同で出資していて、先月、現地で生産が始まりました。

今回調達したLNGはこの事業で生産されたもので、JERAが運営する三重県川越町の火力発電所には23日午前、およそ7万トンのLNGを積んだタンカーが到着しました。

JERAと大阪ガスは、この事業から20年にわたってそれぞれ年間232万トンのLNGを調達する計画で、これまで東南アジアや中東などに頼ってきたLNGの調達の分散化をはかりたいとしています。

また、アメリカ産のLNGは原油価格に左右されないため、比較的価格が安定しているほか、これまでよりも安く調達できる可能性もあるということで、電気やガスの料金の安定や値下がりにつながることも期待されます。

JERA事業開発本部の佐藤裕紀副本部長は「地政学リスクの高まりで原油価格の先行きが不透明な中、アメリカのガス価格は安定しており、日本のエネルギー価格が下がることにも寄与するだろう」と話しています。