イランが複数の関係者を拘束 旅客機撃墜に関与の疑い

イランが複数の関係者を拘束 旅客機撃墜に関与の疑い
イラン司法府の報道官はウクライナの旅客機の撃墜に関わったとして、複数の関係者を拘束したと明らかにしました。
関係国による調査が始まる一方、国内でも不満が高まるなか内外に対して厳正に対処する姿勢を強調したかたちです。
イランではアメリカとの軍事的な緊張が高まっていた今月8日、首都テヘラン近郊でウクライナ国際航空の旅客機が墜落して乗客乗員176人全員が死亡しました。

イラン軍は11日、それまでの説明を翻して誤って撃墜したと発表し、ウクライナなど関係国による現地調査を受け入れ始めています。

こうした中、14日、イラン国営通信は司法府の報道官が「撃墜に関連して、これまでに複数の人物を拘束し、引き続き調査が続けられている」と明らかにしたと伝えました。

具体的な人数や所属については、言及していません。

一方、ロウハニ大統領も「たった1人の過ちではない。あらゆる側面を調査しなければならない」と強調した上で、司法当局は特別法廷を設置して対応すべきだという考えを示しました。

イラン国内では犠牲者に多くのイラン人が含まれていた上、指導部が当初、撃墜を隠ぺいしようとしたとして各地で抗議デモが起きていて、関係者の拘束はイランとして、この問題に厳正に対処する姿勢を内外に強調したかたちです。