中国の去年の貿易額 3年ぶりに減少

中国の去年の貿易額 3年ぶりに減少
中国の輸出と輸入を合わせた去年1年間の貿易額は、貿易摩擦の影響でアメリカとの貿易が大幅に減ったことなどから、前の年を1%下回り、3年ぶりに減少しました。米中両国は今月15日に、貿易交渉に関する第1段階の合意文書に署名する予定で、中国の貿易額の回復につながるか、注目されています。
中国の税関当局は14日、去年1年間の貿易統計を発表しました。

それによりますと、輸出額は2兆4984億ドル余りで、前の年と比べて0.5%増加しました。

一方、輸入額は2兆768億ドル余りで、前の年と比べて2.8%減少しました。

この結果、輸出と輸入を合わせた貿易額は4兆5753億ドルとなり、前の年と比べて1%減少しました。

中国の年間の貿易額が減少したのは3年ぶりです。

これは東南アジアの国々や、習近平指導部が提唱する「一帯一路」の関係国との貿易が拡大した一方で、互いに高い関税をかけあうアメリカとの貿易が、14%余り大幅に減少したことによるものです。

米中両国は今月15日に、貿易交渉に関する第1段階の合意文書に署名することになっていて、アメリカ側はその1か月後に、中国からの輸入品にかけている追加関税を一部引き下げる方針です。

これによって米中の貿易摩擦の緩和が進み、中国の貿易額が回復するのか、注目されています。