ゴーン被告 ケースに隠れ出国か 持ち込み荷物 X線検査受けず

ゴーン被告 ケースに隠れ出国か 持ち込み荷物 X線検査受けず
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日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告がひそかに出国する際に利用したとみられるプライベートジェット機の機内に持ち込まれた荷物は、関西空港でX線による検査を受けていなかったことが関係者への取材で分かりました。警察などは、ゴーン元会長が大きな箱のようなケースの中に隠れて出国した可能性があるとして調べています。
日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告(65)は去年4月に保釈され海外への渡航が禁じられていましたが、ひそかに日本を出国して先月30日に中東のレバノンに入国し、日本の捜査当局は何らかの不正な手段で出国したとして出入国管理法違反の疑いで捜査しています。

これまでの捜査で、ゴーン元会長は先月29日の昼ごろに東京都内の住宅を1人で出る様子がカメラの映像から確認され、さらに同じ日の午後11時すぎに関西空港を離陸したプライベートジェット機がトルコのイスタンブールまで飛行したことが分かっています。

このプライベートジェット機には高さ1メートルを超える大きな箱のようなケースが複数積み込まれたということですが、この荷物について出発前にX線による検査は行われなかったことが、関係者への取材で新たに分かりました。

関係者によりますと、プライべートジェット機の場合、運航する会社や機長の判断でX線による荷物の検査を行わないことはたびたびあり、当日の様子について空港関係者は「ケースがかなり大きく、X線の機械に入りにくかったこともあって検査はしなかった」などと説明しているということです。

警察などは、ゴーン元会長が機内に持ち込まれた大型のケースの中に隠れて出国した可能性があるとしてさらに調べています。