ゴーン被告「闘志があふれているようだ」仏弁護士が語る

ゴーン被告「闘志があふれているようだ」仏弁護士が語る
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海外への渡航を禁じられていた日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告が秘密裏に中東のレバノンに出国した問題で、ゴーン元会長と連絡を取り合ったというフランスの弁護士がNHKのインタビューに応じました。元会長の様子について「闘志があふれているようだ」と述べ、記者会見で、逮捕・起訴をめぐるみずからの受け止めや出国の経緯について、元会長自身が説明することを望んでいるという認識を示しました。
日産自動車のゴーン元会長は、みずからの報酬を有価証券報告書に少なく記載した罪などで起訴され、保釈中は海外への渡航が禁じられていましたが「不公正な日本の司法から逃れるためだ」として秘密裏に日本を出国し、先月30日にレバノンに入国しました。

これについて、フランスでゴーン元会長の家族の代理人を務めるフランソワ・ジムレ弁護士が2日、インターネットのビデオ通話を使ってNHKのインタビューに応じました。

この中でジムレ弁護士は、ゴーン元会長がレバノンに入国したあと、定期的に連絡を取り合っていることを明らかにしたうえで、元会長の様子について「解放されて、闘志があふれているようだ」と述べました。

来週 記者会見へ「みずから説明を切望」

そのうえで来週予定されている記者会見では「すべての質問に対して明確に答え、みずから説明することを切望している」と述べ、逮捕・起訴をめぐるみずからの受け止めや、出国の経緯について元会長自身が説明することを望んでいるという認識を示しました。

またゴーン元会長が秘密裏に出国した背景について、ジムレ弁護士は「日本の司法制度への信頼をなくした時にこの決断をしたのだと思う」と述べ、記者会見では、日本の司法制度についても批判するだろうという見通しを示しました。

ベイルート ゴーン元会長の住宅は…

レバノンの首都ベイルートの高級住宅街にあるゴーン元会長の住宅では、2日には複数の人物や車両が出入りする様子が確認できましたが、3日午前は数台の車が車庫を出入りする以外は大きな動きはみられません。

住宅の窓はカーテンが閉められていて、中の様子をうかがうことはできません。住宅の周りには朝から日本やフランスなど大勢の報道陣が詰めかけ、通りかかった人たちも気にかけている様子でした。