中国 「無印良品」の商標裁判 「良品計画」が地元企業に敗訴

中国 「無印良品」の商標裁判 「良品計画」が地元企業に敗訴
「無印良品」のブランド名で生活雑貨などを販売する「良品計画」が、中国で、「無印良品」の商標を先に登録したとする地元企業と争っていた裁判で、良品計画側の主張を退ける判決が確定しました。
良品計画は「無印良品」のブランド名で2005年に上海に1号店を出店し、中国市場に進出しました。

しかし、中国メディアなどによりますと、地元企業が2001年にタオルや寝具などの製品について「無印良品」の商標をすでに登録していて、「良品計画が自社の商標権を侵害している」として裁判で争っていました。

この裁判で、中国の高等裁判所にあたる北京市高級人民法院は13日までに、中国企業の主張を認めた1審判決を支持し、良品計画側に対して、中国企業の商標権を侵害したなどとして、62万人民元余り、日本円でおよそ1000万円の賠償を命じました。

中国の商標権をめぐる裁判は2審制のため、判決が確定し、該当する商品では「無印良品」のブランド名が使えない状態が続くことになります。

判決について、中国のインターネット上では「偽物が勝つなんて悲しい法律だ」といった批判がある一方、「法治国家だ、すばらしい」という書き込みもあります。

良品計画によりますと相手企業とは別の裁判でも争っており、良品計画側が勝訴したケースもあるということで、「裁判や行政手続きで引き続き商標の有効性を争っていく」としています。