COP25 最終日前に交渉難航 温室効果ガスの削減目標
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地球温暖化対策を話し合う国連の会議、「COP25」は13日が最終日の予定ですが、温室効果ガスの削減目標の引き上げを、会議の成果にどう盛り込むかなどをめぐって意見の隔たりがあり、交渉は難航しています。
「COP25」は交渉が最終日を迎えるのを前に、議長国チリのシュミット環境相が、各国の閣僚級などを集めて交渉の進捗状況を説明しました。
今回のCOPでは温暖化対策の国際的な枠組み、「パリ協定」が来年から始まるのを前に、温室効果ガスの削減目標を引き上げることで各国が一致できるかどうかが大きな焦点となっています。
これまでのところ、会議の成果となる文書に、削減目標の引き上げを各国に促す記述を盛り込む方向で議論が進められていますが、記述の表現の強さをめぐって意見の隔たりがあるということです。
また、「パリ協定」の実施に必要なルールについても交渉が難航しています。
このうち、他国への技術支援などで削減できた温室効果ガスの排出量を、自国の削減分として計算する際のルールについては、二重計上を防ぐために、削減量などを詳細に国連に報告する案が出ていますが、途上国の一部が反発しているということです。
交渉の状況について、小泉環境大臣は「交渉というものは最後まで何があるか分からないが、楽観と健全な危機感を共有しながら、万全の対応ができるようにしたい」と述べました。
13日のうちに各国が妥協点を見いだすことができない場合は、会期を延長して交渉が続けられる見通しです。
今回のCOPでは温暖化対策の国際的な枠組み、「パリ協定」が来年から始まるのを前に、温室効果ガスの削減目標を引き上げることで各国が一致できるかどうかが大きな焦点となっています。
これまでのところ、会議の成果となる文書に、削減目標の引き上げを各国に促す記述を盛り込む方向で議論が進められていますが、記述の表現の強さをめぐって意見の隔たりがあるということです。
また、「パリ協定」の実施に必要なルールについても交渉が難航しています。
このうち、他国への技術支援などで削減できた温室効果ガスの排出量を、自国の削減分として計算する際のルールについては、二重計上を防ぐために、削減量などを詳細に国連に報告する案が出ていますが、途上国の一部が反発しているということです。
交渉の状況について、小泉環境大臣は「交渉というものは最後まで何があるか分からないが、楽観と健全な危機感を共有しながら、万全の対応ができるようにしたい」と述べました。
13日のうちに各国が妥協点を見いだすことができない場合は、会期を延長して交渉が続けられる見通しです。
各国交渉官の意見は分かれる
温室効果ガスの削減目標を引き上げると表明しているエチオピアの交渉官は、各国に引き上げを促すことは重要だとしたうえで、「あくまで各国それぞれの目標なので、引き上げを強要することはできないと思う」と話しました。
アンゴラの交渉官の男性は、「温室効果ガスを削減させる取り組みは必要だが、干ばつなど温暖化の被害が深刻な私たちのような国にとっては、温暖化に耐えられる力をつけることのほうが切実だ」として、温暖化に適応する取り組みへの支援を優先すべきだと話していました。
また、交渉が難航していることについて、ノルウェーの交渉官の男性は「温暖化がもたらしている事態は緊迫しており、それぞれの立場をこえて合意に達しないといけない」と焦りをにじませていました。
アンゴラの交渉官の男性は、「温室効果ガスを削減させる取り組みは必要だが、干ばつなど温暖化の被害が深刻な私たちのような国にとっては、温暖化に耐えられる力をつけることのほうが切実だ」として、温暖化に適応する取り組みへの支援を優先すべきだと話していました。
また、交渉が難航していることについて、ノルウェーの交渉官の男性は「温暖化がもたらしている事態は緊迫しており、それぞれの立場をこえて合意に達しないといけない」と焦りをにじませていました。