陸上競技場で工事用足場倒壊 子ども含む8人重軽傷 静岡 藤枝

陸上競技場で工事用足場倒壊 子ども含む8人重軽傷 静岡 藤枝
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12日午前、静岡県藤枝市の陸上競技場で工事用の足場が倒れ運動会に参加していた2人の子どもを含む8人が重軽傷を負いました。
12日午前10時すぎ、藤枝市立総合運動公園の陸上競技場で、「強風で工事の足場が倒れ、支えようとした人たちがけがをした」と消防に通報がありました。警察や消防が駆けつけたところ、高さ5メートルほどの鉄製の足場がおよそ100メートルにわたって横倒しになっていました。

警察によりますと、当時、地元のこども園の運動会が行われていて、4歳と5歳の男の子と大人の男女6人の合わせて8人がけがをしました。このうち、30代から50代の男女3人が手首の骨を折るなど大けがをしたということです。

警察によりますと、足場は競技場内の建物の外壁の塗装を塗り直す作業のために組まれたもので、強風の影響で倒れたとみられるということです。静岡地方気象台によりますと当時、藤枝市では強風注意報が出ていました。

およそ360人の子どもが参加して運動会

現場の陸上競技場では藤枝市内の2つの認定こども園が合同で運動会を行っていました。こども園によりますとおよそ360人の子どもが参加していて、子どもたちが移動している最中に足場が倒れてきたということです。

「こばとこども園」の稲葉俊英園長は、「子どもを守るため保護者と先生で足場を支えた。風は強かったが突風が吹いたわけではないと思う。このようなことが起きて悲しく、子どもたちの心のケアをしていきたい」と話していました。

塗装工事の作業中に事故

藤枝市によりますと塗装工事が行われていたのは市が管理する会議室などが入る建物で、塗装の会社が作業を行っていたいうことです。

藤枝市スポーツ振興課の横馬勉課長は、「子どもたちが楽しみにしていた行事の最中にこのような事態となり、管理者として責任を感じています。安全が確認できるまでは当面、グラウンドの使用は控えます」と話していました。