新語・流行語大賞 受賞のことばや選考理由は

新語・流行語大賞 受賞のことばや選考理由は
「新語・流行語大賞」のトップテン受賞のことばや選考理由です。

ラグビー協会 森会長「2023フランスW杯でこれ以上の成績頑張る」

「ONE TEAM」がトップテンに選ばれたことについて、日本ラグビー協会の森重隆会長は、「皆さんに一生懸命応援していただいて、この結果が残せたと思っています。本当にありがとうございました」と涙ぐみながらあいさつしました。

そして、「ONE TEAM」が年間大賞に選ばれると再び登壇し、「今回のラグビーワールドカップは、『一生に1度』というキャッチフレーズだったが、これだけ盛り上がるんだったら20年後とか30年後とか、またやりたいと思っています。フィジカルも含めて、2023年のフランスワールドカップでこれ以上の成績を残せるように頑張ります」と笑顔で話していました。

選考委員の姜尚中さん「『多様性の中の統一』を実現」

ことしの「新語・流行語」について、選考委員のひとりで、東京大学名誉教授の姜尚中さんは「ひとことで言うとはじけるような言葉がなかった。『明』と『暗』がはっきりしていて、『暗』では自然災害など想定外のことが多かった。また、闇営業のように芸能界やメディアの世界ではやった言葉がなかった。『明』については、令和という新しい元号と、なんと言ってもラグビー日本代表の活躍だと思う。多くの国民をひきつけた」と指摘しました。

そのうえで年間大賞に選ばれた「ONE TEAM」について「令和という時代の『多様性の中の統一』を先取りしてスポーツの世界で実現してくれた。そのことが、人々の中にすとんと落ちたように思える。みんな勇気づけられるような明るい言葉を望んでいて、それにふさわしいものとして『ONE TEAM』が選ばれた」と話していました。

ゆかりの坂本八幡宮 御田宮司「楽しくすばらしい元号の年に」

「令和」がトップテン入りしたことについて、「令和」ゆかりの地、福岡県太宰府市の坂本八幡宮の御田良知宮司は「新元号として令和が選ばれ、日本人が日本を再度見直し、すばらしい国であったなと思った1年だと思う。皆さまとともに、この令和を楽しくすばらしい元号の年であるように祈りたい」と話していました。

「#KuToo」石川優実さん「運動をしなくてすむ社会に」

「#KuToo」がトップテンに選ばれたことについて、この言葉をSNS上で拡散させてきた石川優実さんは「受賞者は、アクションを起こしたすべての方だと思っています。『#KuToo』はヒールの否定運動ではありません。女性も男性と同じ靴をはいて仕事をする権利があるとお知らせする運動です。優遇してほしいわけではなく、同じ労働条件で仕事をさせてくださいという運動です。こんな運動をしなくてすむ社会になることを祈っています」と話していました。

「たぴりすと。」の2人「夢はブームでなく文化に」

トップテンに選ばれた「タピる」の表彰では、タピオカドリンクの魅力をSNSなどで発信している「たぴりすと。」の華恋さんと奈緒さんがあいさつしました。
華恋さんは「この1年、たくさんの人がタピることで多くの方々にタピオカが愛されたことは私たちにとっても大変うれしく思います。私たちの夢はタピオカをブームではなく文化として根づかせることなので、流行語に選ばれることでより多くの人に今後もタピオカを知っていただく機会になったと思います」と話していました。

国交省 水嶋局長「計画運休に理解を深めていただけると」

「計画運休」がトップテンに選ばれたことについて、国土交通省の水嶋智鉄道局長は「今回トップテンに選ばれたことを通じて、国民の皆様に『計画運休』のことについてより理解を深めていただけると思う。まだまだ災害に対する備えが不十分なところもございますので、国土交通省も努力を続けて参ります」と話していました。