ウクライナ疑惑 公聴会に米大統領側「参加するつもりない」

ウクライナ疑惑 公聴会に米大統領側「参加するつもりない」
アメリカのいわゆるウクライナ疑惑で、議会下院の司法委員会が今週開く予定の公聴会にトランプ大統領側の参加を呼びかけていたのに対し、大統領側は「参加するつもりはない」と回答しました。野党・民主党が年内の弾劾訴追を目指す中、双方の駆け引きが激しくなっています。
ウクライナ疑惑をめぐって、アメリカ議会下院の司法委員会は、今月4日に公聴会を開いて弾劾の憲法上の根拠などについて審議する予定で、質問の機会を与えるためトランプ大統領や、その代理人に参加を呼びかけていました。

回答の期限となった1日、ホワイトハウスは民主党のナドラー司法委員長に書簡を送りました。

この中でホワイトハウス側は、トランプ大統領は4日はNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に出席するためイギリスに滞在している予定だったとして「公聴会をわざとこの日に設定したことに疑いの余地はない」として批判しています。

そして、「公平なプロセスが提供されるか疑問だ」としたうえで「参加するつもりはない」と回答しました。

アメリカのメディアによりますと、弾劾に向けては、情報委員会が先月行った公聴会での政府高官など12人の証言をまとめて、近く報告書を承認する見通しだということです。

その報告書を踏まえて、民主党は、司法委員会で具体的な審議を行ったうえで、年内の弾劾訴追を目指していて、双方の駆け引きが激しくなっています。