空手「形」の喜友名・清水「組手」の西村 五輪代表内定確実に

空手「形」の喜友名・清水「組手」の西村 五輪代表内定確実に
東京オリンピックで金メダルが期待される空手「形」で、世界ランキング日本選手トップの喜友名諒選手と清水希容選手などが、スペインで行われた国際大会の結果、日本空手道連盟が設けたオリンピック代表の選考基準を満たし、代表内定が確実になりました。
東京オリンピックの新競技、空手で代表内定が確実になったのは、技の正確さや力強さなどを競う「形」の喜友名選手と清水選手、それに1対1で対戦する「組手」の男子75キロ級の西村拳選手の3人です。

日本空手道連盟は、東京オリンピックの代表選考について、来年1月にフランスで行われる国際大会のあとのオリンピック選考用の世界ランキングで、日本選手のトップが日本選手の2位に2000ポイント以上の差をつけた場合、代表に内定するという基準を設けていました。

世界空手連盟が発表した先月1日時点のオリンピック選考用の世界ランキングで3人は日本選手のトップで、29日からスペインで行われた国際大会「プレミアリーグ」の結果、フランスでの国際大会を欠場した場合でも日本選手の2位に対して2000ポイント以上の差をつけることが確定したため、東京オリンピックの代表内定が確実となりました。

この大会、清水選手は2位、西村選手は3回戦で敗れ、喜友名選手は出場しませんでした。

東京オリンピックの空手には、「形」で男女それぞれ1人ずつ、「組手」で男女3人ずつの合わせて8人が出場することができます。

日本空手道連盟では、来年2月に発表される世界ランキングの結果を踏まえて、すべての代表内定選手を決めることにしています。

喜友名諒選手とは

空手男子「形」の喜友名諒選手は、沖縄県出身の29歳。

空手発祥の地とされる沖縄で育ち鋭い突きや蹴りの力強い演武が持ち味で、全日本選手権を7連覇中の日本の「形」の第一人者です。

去年2月に敗れるまでおよそ4年間で96連勝するなど圧倒的な存在感を示し、その年の11月にスペインで行われた世界選手権では3連覇を達成、東京オリンピックでの金メダル獲得が期待されています。

清水希容選手とは

空手女子の「形」の清水希容選手は、大阪府出身の25歳。

全日本選手権6連覇、世界選手権2連覇の日本のエースです。

突きや蹴り、ジャンプなどが繰り返される激しい演武でも清水選手の動きは、体の軸や肩などの位置が全くぶれないうえ、正確で流れるように美しく世界屈指とされています。

しかし、去年11月にスペインで行われた世界選手権では、決勝で地元のスペインの選手に敗れ3連覇を逃しました。

東京オリンピックでの金メダル獲得へ雪辱を期しています。

西村拳選手とは

空手男子「組手」、75キロ級の西村拳選手は、福岡県出身の23歳。

元世界チャンピオンの父、西村誠司さんのもと、3歳から空手を始め高校時代には、全国大会で優勝するなど早くから注目を集めていました。

1メートル80センチの身長を生かした蹴りが得意で、去年11月の世界選手権では、銅メダルを獲得しました。

西村選手は、大技でポイントを奪う試合運びから若手のホープとして東京オリンピックでのメダル獲得が期待されています。