香港 警察がデモ隊に催涙弾使用 民主派圧勝の選挙後初めて

香港 警察がデモ隊に催涙弾使用 民主派圧勝の選挙後初めて
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香港では、民主派が圧勝した区議会議員選挙のあと初めての週末を迎え、夜になって抗議活動を行うデモ隊が道路の通行を妨害したのに対し、警察が強制排除するため催涙弾を使用しました。警察が催涙弾を使ったのは選挙後初めてで、今後の情勢は再び不透明になってきました。
香港では先月24日に行われた区議会議員選挙で、政府に批判的な立場の民主派が80%を超す議席を獲得して圧勝しましたが、政府は行政長官の直接選挙の導入など市民のさらなる要求には応じる考えを示していません。

このため選挙後初めての週末となった30日も抗議活動が行われ、夜になると九龍半島の繁華街に黒い服や覆面姿のデモ隊が集まり、警察に抗議するなどして、道路の通行を妨害したり火をつけたりしました。

複数の香港メディアによりますと、警察が出動して少なくとも催涙弾を1発撃ち、強制排除を行いました。

選挙後、警察がデモ隊の強制排除で催涙弾を使用したのは初めてです。

香港では一連の抗議活動が始まって以来、警察がおよそ1万発の催涙弾を使いましたが、先月18日を最後に区議会議員選挙を挟んで10日間余り、催涙弾は使用されていませんでした。

しかし警察が今回催涙弾を使用したことで、警察の取締りに反発する市民の抗議活動が激しくなることも懸念され、今後の情勢は再び不透明になってきました。