2020は東京以外にも旅行客を 政府が対策へ

2020は東京以外にも旅行客を 政府が対策へ
オリンピックの開催国は混雑しているという印象から一般の旅行客に敬遠される傾向があります。政府は大会を来年に控え、東京以外の地域に旅行客を呼び込む対策に力を入れる方針です。
オリンピック・パラリンピックの開催国には海外から多くの観戦客が訪れますが、観光庁によりますと、アテネや北京など過去の大会では混雑しているとか、宿泊費が高騰しているという印象をもたれて、開催都市以外の観光地で一般の旅行客が減る傾向が見られたということです。

このため政府は、東京以外の地域や大会期間以外の時期に旅行客を呼び込むプロモーション活動に力を入れる方針を決めました。

日本政府観光局を通じて地方の観光地の魅力をアピールしたり、春の桜や冬のスノーリゾートなど季節ごとの楽しみ方を提案したりするほか、地方空港への国際線の誘致などにも取り組みます。

また日韓関係の悪化を受けて、長崎県対馬市など韓国人旅行者が大幅に減っている地域では、ほかの国からの旅行客を増やすため、多言語への対応や新しい旅行商品の開発を支援する方針です。

政府は一連の取り組みを来月取りまとめる経済対策に盛り込み、今年度の補正予算案と来年度予算案に必要な経費を計上することにしています。