トランプ大統領 アフガンを電撃訪問 タリバンとの交渉再開明言

トランプ大統領 アフガンを電撃訪問 タリバンとの交渉再開明言
アメリカのトランプ大統領は、感謝祭に合わせて事前の予告なしにアフガニスタンを訪れ、現地に駐留するアメリカ軍兵士を激励するとともに、中止されていた反政府武装勢力タリバンとの和平交渉を再開したことを明らかにしました。
トランプ大統領は28日、アメリカの感謝祭の休日を過ごしていた南部フロリダ州から、事前の予告なしに、大統領専用機でアフガニスタンに入りました。

そして、首都カブール近郊の空軍基地で、現地に駐留するアメリカ軍の兵士たちに感謝祭恒例の七面鳥などをふるまったあと演説し、「皆さんの働きに感謝したい」と述べ、激励しました。

そのうえでトランプ大統領は、アメリカと反政府武装勢力タリバンの和平交渉について、「タリバンは交渉を希望している。われわれは彼らと会っている」と述べ、中止されていた和平交渉を再開したことを明らかにしました。

アメリカとタリバンの和平交渉は、タリバンによるテロを受けて、ことし9月から中止されていましたが、今月、タリバンは、幹部3人の釈放と引き換えに、拘束していたアメリカ人などを解放し、和平交渉の再開につながるか注目されていました。

トランプ大統領がアフガニスタンを訪れるのは、就任後、初めてで、トランプ大統領としては、現地を電撃的に訪問して兵士たちを激励するとともに、和平交渉の再開を明らかにすることで、来年の大統領選挙に向け、外交面の成果を有権者にアピールするねらいもあるとみられます。