バドミントン全日本総合選手権2回戦 桃田 ストレート勝ち

バドミントン全日本総合選手権2回戦 桃田 ストレート勝ち
バドミントンの全日本総合選手権は各種目の2回戦が行われ、男子シングルスでは世界ランキング1位で大会連覇を目指す桃田賢斗選手が社会人の選手にストレートで勝って準々決勝に進みました。
桃田選手は第1ゲーム、落ち着いた立ち上がりで5連続ポイントを上げると、ネット際での緩急を使い分けた多彩な攻撃などを見せて21対10でこのゲームを取りました。

続く第2ゲームではスピードのある力強いスマッシュを繰り返し決めてポイントを重ね、21対14で取り、ストレート勝ちで準々決勝に進みました。

このほか女子シングルスでは世界3位で4年ぶりの日本一を目指す奥原希望選手が全日本社会人選手権で優勝した選手にストレートで勝って準々決勝進出を決めました。

また、来年の東京オリンピックに向けてしれつな代表争いが続く女子ダブルスでは、世界2位で大会3連覇を目指す福島由紀選手と廣田彩花選手のペア、世界3位の永原和可那選手、松本麻佑選手のペア、世界4位の高橋礼華選手と松友美佐紀選手のペアがそれぞれストレートで勝って準々決勝に進みました。

男子ダブルスでは世界4位の園田啓悟選手と嘉村健士選手のペアもストレート勝ちで準々決勝に進みました。

桃田「スマッシュは納得の内容」

男子シングルスで2回戦もストレートで勝ち進んだ桃田賢斗選手は「初戦ほど緊張することなく出だしからリラックスしてプレーすることができた」と試合を振り返りました。

また、スマッシュを見せるたびに会場から歓声が上がったことについては「スマッシュの精度、スピードはある程度納得する内容だった。いい感覚でねらったとおりに打てると自分も手応えを感じるし、次のラリーで勢いに乗ってプレーできたと思う」と話していました。

そして、「あすの相手は同じチームの後輩選手なので、先輩として負けるわけにはいかない。しっかり勝って次につなげたい」と意気込みました。

奥原「スピードで上回れた」

女子シングルスで2回戦もストレート勝ちした奥原希望選手は「全日本社会人選手権の優勝選手が相手でこの大会特有の緊張感があり、サーブでミスもあったが、自分のよさである最後まで足を動かすプレーで相手よりも上回れた。後半はラリーの中で相手がスピードについて来られていない場面が多かったと思う」と持ち味を出せた試合に手応えを感じていました。

29日の準々決勝に向けては「女子シングルスは若い選手が活躍しているが、あすの相手も若い選手。挑戦を受け止めながらも、まだまだだというのをコートでしっかりと教えたい。ただ、向かってくる選手は本当に怖い選手なので、気を引き締めて、応援を力にいい試合をしたい」と気持ちを高めていました。

永原「攻撃にバリエーション出せた」

女子ダブルスで世界ランキング3位の永原和可那選手と松本麻佑選手のペアは2回戦で社会人のペアと対戦し、ミスが目立った初戦からコンビネーションをしっかりと修正しストレート勝ちで準々決勝に進出しました。

永原選手は「きのうの試合では2人のコンビネーションがうまくいかなかったが、きょうはスマッシュだけでなく、ドロップなど攻撃にバリエーションが出せた。ラリーもできて自分たちの展開で戦えた」と試合を振り返っていました。

松本「2人の息合わせ戦いたい」

また、ペアの松本麻佑選手は、「これからは、さらに相手のレベルが上がるので、しっかり2人の息を合わせて戦っていきたい」と初優勝を目指し気持ちを切り替えていました。

園田・嘉村ペア 第1ゲーム苦しい展開も…

男子ダブルス2回戦で園田啓悟選手と嘉村健士選手のペアは、先月の大学生の全国大会で準優勝したペアと対戦し、第1ゲームを先にゲームポイントを奪われる苦しい展開から奪うとそのままストレート勝ちし、準々決勝に進みました。

園田選手は競り合う展開となった第1ゲームについて「勝ちたいという気持ちを前面に出してくる相手に対して引いてしまったのがよくなかった」と振り返ったうえで、相手選手のプレーについては「スマッシュの角度などすばらしいショットが多くて驚いたし、すごかった」とたたえました。

ペアを組む嘉村選手は「競り合う試合だったが終盤まで気持ちには余裕があった。プレッシャーはあるが、それを力に変えられるように頑張りたい」と前向きに振り返っていました。