トランプ大統領「最後の苦しみ」 米中貿易交渉 詰めの協議続く

トランプ大統領「最後の苦しみ」 米中貿易交渉 詰めの協議続く
アメリカのトランプ大統領は、中国との貿易交渉について「非常に重要な取り引きの最後の苦しみを味わっている」と述べ、第1段階の合意は近いという認識を示しつつも、依然として意見の隔たりがあることをうかがわせました。
アメリカと中国の貿易交渉では、第1段階の協定署名に向けて詰めの協議が続いています。

こうした中、トランプ大統領はホワイトハウスで26日、記者団に対し「非常に重要な取り引きの最後の苦しみを味わっている」と述べ、第1段階の合意は近いという認識を改めて示しつつも、依然として意見の隔たりがあることをうかがわせました。

その念頭には、中国が求める関税の一部撤廃や、アメリカが求める知的財産権の保護の取り組みなどがあるとみられます。

一方で、香港の区議会議員選挙で民主派が圧勝したことについては「われわれは彼らを支持する。香港のことも、うまくいってほしいし、うまくいくと考えている。習近平国家主席は、それをやれると思う」と述べ中国をけん制しました。

香港をめぐっては、アメリカ議会の上院と下院が、香港での人権と民主主義の確立を支援する法案を可決しトランプ大統領に対し、法案に署名して成立させるよう求めています。

ただトランプ大統領は、署名するかどうか明言を避けていて、法案を成立させた場合、中国が報復措置をとると警告するなか貿易交渉への影響も考え、対応を検討しているものとみられます。