会津鉄道 列車が土砂に乗り上げ脱線 けが人なし 福島 下郷町

会津鉄道 列車が土砂に乗り上げ脱線 けが人なし 福島 下郷町
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27日朝、福島県下郷町で会津鉄道の始発列車が土砂に乗り上げて脱線する事故がありました。乗客と運転手にけがはありませんでしたが線路脇ののり面が崩れていて、運輸安全委員会が原因を調査することにしています。
27日午前5時50分ごろ、福島県下郷町にある塔のへつり駅と湯野上温泉駅の間を走行していた会津鉄道の始発列車が、線路上の土砂に乗り上げ脱線しました。

列車は2両編成で会津若松駅方面に向かっていて、当時、乗客11人と運転手が乗っていましたが、けがはありませんでした。

乗客は職員の誘導で線路上を歩いて近くの道路に避難したということです。

会津鉄道によりますと、線路脇ののり面が幅5メートルほどにわたって崩れ土砂が線路上に流れ込んでいて、運転手は「気が付いてブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。

国土交通省の運輸安全委員会は27日、現場に鉄道事故調査官2人を派遣し、原因を調査することにしています。

この脱線の影響で、会津鉄道は会津田島駅と会津若松駅間の上下線で終日運転を見合わせることにしています。

会津鉄道社長「あってはならないこと 申し訳ない」

会津鉄道の大石直社長は現場の状況について「現場はきついカーブがあって見通しが非常に悪く、早朝で暗かったので運転士もブレーキをかけたが間に合わなかったのではないか」と説明しました。

そのうえで「あってはならないことが起きてしまい申し訳ありません。これから国が事故原因を調べるので、今は復旧の見通しを立てることはできない」と話し、現場の復旧と運転の再開には一定の時間がかかるという考えを示しました。