コクヨ「乗っ取りや支配の考え 一切ない」ぺんてる従業員に

コクヨ「乗っ取りや支配の考え 一切ない」ぺんてる従業員に
文房具メーカー最大手の「コクヨ」は、敵対的買収に乗り出している筆記具メーカー「ぺんてる」の従業員に向けたメッセージをホームページで公開しました。子会社にしたあとも経営の自主性を尊重することや、海外展開に協力して取り組む方針を説明しています。
コクヨは、ぺんてるの株式の過半数を取得して子会社にしたいとする方針を今月15日明らかにしています。

ただ、ぺんてるの経営陣はこの買収提案に反対の姿勢を示しています。

この事態を打開するためコクヨは22日、ぺんてるの従業員に向けたメッセージをホームページで公開しました。

この中で「コクヨには乗っ取りや支配をするような考えは一切ございません」として、多くの子会社の運営で自主性を尊重していることを説明しているほか、中国やインド、中東やアフリカなどへの海外展開に協力して取り組む方針を示しています。

コクヨは「ぺんてるの従業員から戸惑いの声が寄せられていることから、当社の考えを理解してもらい不安を取り除けるようにメッセージを発信した」としています。

ぺんてるをめぐっては、ライバルの文房具大手プラスも株式の買い取りを提案しており、コクヨとプラスの双方が株式の取得を目指す争奪戦になっています。