箱根登山電車 “来年秋ごろ全線再開目指す” 台風19号で被害

箱根登山電車 “来年秋ごろ全線再開目指す” 台風19号で被害
台風19号による土砂崩れなどの影響で一部の区間で運休が続く神奈川県箱根町の箱根登山電車について、運行会社は22日、来年秋ごろの全線での運転再開を目指す考えを明らかにしました。
箱根町では台風19号による総雨量が1000ミリに達し、箱根登山電車では、箱根湯本駅と強羅駅の間で土砂崩れや倒木などが相次ぎ、この区間で運休が続いています。

特に、小涌谷駅と宮ノ下駅の間では線路が陸橋の土台ごと押し流される大きな被害を受けていて、この場所の復旧工事が最大の課題です。

運行する箱根登山鉄道は22日会見を開き、現場の調査を進めた結果、崩れた土砂などを取り除く作業に加え、壊れた陸橋をつくり直すのに時間がかかるため、来年秋ごろの全線での運転再開を目指すという考えを明らかにしました。

被害の総額はまだつかめていないということですが、復旧工事にかかる費用について、今後、国などに対し、支援を求めていく方針だということです。

箱根登山鉄道の宮原賢一鉄道部長は、「長期間にわたりご不便をお掛けすることを深くおわび申し上げます。早期復旧に向けて、全力で取り組んでまいります」と話していました。