競泳 瀬戸 専門種目ではない200m平泳ぎで自己ベスト

競泳 瀬戸 専門種目ではない200m平泳ぎで自己ベスト
来年の東京オリンピックで、競泳の日本代表に内定している瀬戸大也選手が、都内で行われた大会に出場し、専門種目ではない男子200メートル平泳ぎで、自己ベストとなるタイムをマークしました。
21日から東京辰巳国際水泳場で始まった競泳の「東京都オープン」にはトレーニングの一環として日本代表クラスの選手たちが出場しています。

このうちことし7月の世界選手権で個人メドレー2種目で金メダルを獲得し、東京オリンピックの日本代表に内定した瀬戸選手が専門種目ではない男子200メートル平泳ぎに出場しました。

瀬戸選手は前半の100メートルをこの種目の日本記録保持者の渡辺一平選手に次ぐ2番手で折り返すと、最後の50メートルではテンポを上げて渡辺選手を追い上げる泳ぎを見せ、2位でフィニッシュしました。

タイムも2分8秒98と自己ベストを1秒以上更新するなど、トレーニングが順調に進んでいることをうかがわせる内容でした。優勝した渡辺選手のタイムは2分8秒47でした。

瀬戸選手は男子100メートルバタフライにも出場し、52秒60で3位でした。

また今シーズン一時休養していた萩野公介選手は2種目に出場し、男子200メートル自由形で1分48秒79で2位、男子200メートル背泳ぎでは1分57秒79で2位でした。

瀬戸「後半タイムを落とさずスパート」

瀬戸大也選手は専門種目ではない男子200メートルで日本記録を持つ渡辺一平選手に次ぐ2位だった結果について「いったん渡辺選手が見えたが、やはり平泳ぎが専門の選手、自分はまだまだだと思った。いい刺激になった」と振り返りました。

そのうえで自己ベストを1秒以上更新したタイムについて「練習でかなり疲労がたまり決勝のレース前はかなり体がきつかったが、後半タイムを落とさずスパートをかけられた。スピードはまだまだなので、22日からはキレも出していきたい」と話していました。

渡辺「後半の体力面で課題」

男子200メートル平泳ぎで優勝した渡辺一平選手は瀬戸大也選手にラストで追い上げられたレース展開について、「先輩の瀬戸選手が後ろからどんどん迫ってきているのは感じていたが、最後に勝ち切れてよかった」と話していました。

そのうえで、「最後の50メートルでバテてしまい、後半の体力面で課題が残った。ストロークやテンポなどさらに泳ぎを見直し、来年4月の日本選手権では世界記録を再び更新できるよう、残りの5か月でできることはすべてやりたい」と気を引き締めていました。

萩野「しっかり次につなげたい」

萩野公介選手はレース後、「自分の足りない部分を確認したり、レースでしか学べないことを学べたりできたのでよかった。本番はここではない。しっかり次につなげたい」と話しました。

今シーズンは一時休養し、8月にレースに復帰してからは思うようなタイムを出せないレースが続きましたが、今月10日に行われた国内大会で日本代表候補として強化指定を受けられる基準タイムを突破しました。

21日は出場した2種目とも前回のレースよりもタイムを縮めていて、萩野選手は「少しずつ泳ぎはましになっているが、まだまだだと感じる。安定してきれいな泳ぎで泳げていないが、これからの冬場で頑張っていく部分だと思う」と話していました。

今大会では23日、およそ10か月ぶりに男子400メートル個人メドレーに出場する予定で、「自分でもどれくらいのタイムが出るかわからないが、それも楽しみにして、深く考えることなくいいレースをしたい」と話し、リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得した得意種目に向けて意気込んでいました。