柔道女子 阿部詩「覚悟決めて臨む」五輪代表選考大会前に意欲

柔道女子 阿部詩「覚悟決めて臨む」五輪代表選考大会前に意欲
柔道の国際大会、グランドスラム大阪を前に女子の代表選手の稽古が公開され、この大会で優勝すれば、東京オリンピックの代表に内定する可能性がある女子52キロ級の阿部詩選手は「覚悟を決めて臨みたい」と意欲を示しました。
柔道の国際大会、グランドスラム大阪は東京オリンピックの代表選考に関わる大会の1つで、ことし夏の世界選手権で金メダルを獲得した選手が優勝した場合、強化委員会の賛成を得られればオリンピックの代表に内定します。

21日は大阪 港区の大会会場で行われた女子の大会直前の調整の様子が公開されました。

世界選手権の52キロ級で金メダルを獲得した阿部選手は男子コーチを相手に得意の担ぎ技や足技などを連続してかけて投げるなどキレのある動きを見せました。

阿部選手は「目標としてきたオリンピックに近づく大切な試合なので覚悟を決めて臨みたい。どんなに厳しい試合になっても最後まで諦めずに戦いたい」と意欲を示しました。

一方、女子48キロ級に出場する角田夏実選手は世界ランキング3位だった52キロ級から階級を下げての挑戦で、世界選手権で銀メダルを獲得した渡名喜風南選手などとの代表争いが注目されます。

角田選手は「少しでも可能性があるならと階級を変更した。しっかり成績と名前を残して勝ちたい」と決意を話していました。

増地監督「レベルの高い戦いを」

女子の増地克之監督は「1年後に東京オリンピックを控える中、例年以上に大事な大会だということは選手たちも自覚している。プレッシャーはかかるとは思うが、レベルの高い戦いを期待したい」としたうえで、この大会で阿部詩選手と78キロを超えるクラスの素根輝選手が優勝すれば、オリンピックの代表に内定する可能性があることについては「2人にはまずは勝ちにこだわって戦ってほしいが、オリンピックを見据えて内容のいい柔道もしてもらいたい」と期待を寄せていました。

柔道男子 井上監督「全力で一戦一戦を」

柔道の国際大会、グランドスラム大阪が22日開幕するのを前に、組み合わせ抽選のあとに取材に応じた男子の井上康生監督は「抽せん結果が出るといよいよと気持ちが引き締まる」としたうえで、丸山城志郎選手と阿部一二三選手がレベルの高い争いを続けている男子66キロ級については「決勝でライバルどうしが当たる前に目の前の相手との戦いがあると2人には話をした。全力で一戦一戦を戦ってくれると思う」と期待していました。