ロシアのドーピング問題 WADAが処分案検討 来月判断へ

ロシアのドーピング問題 WADAが処分案検討 来月判断へ
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ロシアの組織的なドーピング問題で、再調査を行っているWADA=世界アンチドーピング機構は、ロシア側が提出したデータに多数の矛盾があるとする専門家による報告を受けて、ロシアに対する処分案を検討していることを明らかにし、来月9日の常任理事会で判断を示すことを決めました。
ロシアの組織的なドーピング問題をめぐって、WADAは隠蔽工作が行われた検査所で保管されている選手のすべてのデータを提供することなどを条件に去年ロシアのアンチドーピング機構に対する処分を解除しました。

しかし、ことし9月、提供されたデータに改ざんされた可能性があることがわかり、ロシア側に質問や聞き取りを行うなど再調査を行っています。

こうした中、WADAは17日、この問題について協議するコンプライアンス審査委員会をスイスで開き、調査を行った専門家からデータに多数の矛盾があるとする報告を受けたことを明らかにしました。

これを受けて審査委員会はロシアに対する処分案を検討しているということで、WADAは来月9日に開く常任理事会で判断を示すことを決めました。

WADAはデータに改ざんが見つかれば再びロシアのアンチドーピング機構を不適格とするなど厳しい姿勢で臨むとしていて、ロシアが去年のピョンチャンオリンピック・パラリンピックに続き東京大会にも国として参加できなくなる可能性があります。