中国初の国産空母 台湾海峡を通過

中国初の国産空母 台湾海峡を通過
近く任務に就くとみられている中国初の国産の空母が台湾海峡を初めて通過したと、台湾の国防部が明らかにしました。台湾では18日、来年1月の総統選挙の立候補の届け出が始まることから、再選を目指す独立志向が強いとされる民進党の蔡英文総統に圧力を加えるねらいがあるのではないかとみられています。
台湾の国防部は17日、近く任務に就くとみられている中国初の国産の空母が、艦隊を組んで台湾海峡を北から南の方向に通過し、台湾の軍のほかアメリカや日本の艦艇も動向を監視をしていると発表しました。

台湾海峡では、これまで中国がウクライナから購入して改修した空母「遼寧」が通過したことがありますが、国産の空母の通過はこれが初めてです。

今回の航行は試験的なものとみられていますが、台湾では18日、来年1月の総統選挙の立候補の届け出が始まることから、再選を目指す独立志向が強いとされる民進党の蔡英文総統に圧力を加えるねらいが中国側にはあるのではないかとみられています。

総統府は、空母の通過についてコメントを発表し、「北京の当局は両岸と周辺地域の平和と安定を大事にすべきで、この域内の安全と福祉への貢献こそが両岸の人々や国際社会が期待することだ」などと批判しました。