埼玉 行田の「埼玉古墳群」が国の特別史跡指定へ 東日本で初

埼玉 行田の「埼玉古墳群」が国の特別史跡指定へ 東日本で初
古墳時代に造られた埼玉県行田市の「埼玉(さきたま)古墳群」が、古墳群としては東日本で初めて国の特別史跡に指定されることになりました。
行田市にある「埼玉古墳群」は、5世紀後半から7世紀初めの古墳時代に造られ、前方後円墳が8基と、100メートルを超える大型の円墳1基などからなる国内有数の規模の古墳群です。

古墳群は、当時この地域を治めていた支配者層の歴代の墓と推定されています。

前方後円墳は、すべて北向きと規則性を持っていることや、出土した鉄剣に大和政権に仕えていたことを示す、文が刻まれているなど大和政権と当時の地方の支配者層とのつながりが分かり、歴史的に価値が高いということです。

さらに、地元で保存や調査活動に長年取り組んでいたことも評価され、15日開かれた国の文化審議会で国の特別史跡に指定されることが答申されました。

正式に指定されるのは来年2月以降の見込みで、古墳群が国の特別史跡に指定されるのは67年ぶり、東日本では初めてとなります。

「埼玉県立さきたま史跡の博物館」の栗岡眞理子学芸主幹は「歴史的な価値が認められて大変光栄です。大型の古墳が密集しているのは珍しいので、多くの人に訪れてほしい」と話しています。