「プレミア12」日本 アメリカに敗れ初黒星

「プレミア12」日本 アメリカに敗れ初黒星
野球の国際大会「プレミア12」で、日本は東京ドームで行われた2次リーグの第2戦でアメリカと対戦して3対4で敗れ、この大会、初黒星を喫しました。
「プレミア12」は東京オリンピックの予選を兼ねて開かれていて、2次リーグでは、6チームが1次リーグで別のグループだった4チームと対戦し、上位2チームが決勝に進みます。

日本は11日の初戦でオーストラリアに勝って、1次リーグから持ち越した1勝を含めて2勝0敗とし、12日夜は東京ドームで行われた第2戦で、ここまで0勝2敗のアメリカと対戦しました。

日本は先発したソフトバンクの高橋礼投手が4回までに2点を失って、序盤から追いかける展開となり、1対3で迎えた6回に6番の楽天 浅村栄斗選手がこの試合2本目のタイムリーとなるツーベースヒットを打って追い上げました。

7回に4人目の中日 大野雄大投手がアメリカの2番バッターにソロホームランを打たれて、2対4で迎えた8回にも浅村選手の3打席連続となるタイムリーヒットで再び1点差に詰め寄りましたが、3対4で敗れました。

日本は今大会初黒星で、2次リーグの通算成績を2勝1敗としました。

13日はここまで3勝0敗と好調なメキシコと対戦します。

稲葉監督「負けた全責任は私に」

日本代表の稲葉篤紀監督は「日本の打線はなかなか自分たちのバッティングをさせてもらえなかった。選手は全力を尽くしたので負けた全責任は私にある。打線の組み方をこれからもう少し考えていく必要があるのかなと思う」と得点圏にランナーを進める場面を多く作りながら、つながりを欠いた打線について課題をあげました。

そして3打席連続でタイムリーを打った浅村栄斗選手については「非常にすばらしかった。逆方向にもヒットを打っていたが、こういうバッティングがこれからほかのバッターたちにもヒントになってくるのではないか」と評価しました。

先発で4回2失点だった高橋礼投手については「アメリカ打線がしっかり振れていたので、警戒してストライクを先行させられなかったが、粘り強く投げていた」と話しました。

また7回で途中交代したセカンドの菊池涼介選手については、5回の守りで頭上に飛んだライナー性の打球を捕ろうとジャンプした影響で試合中に首に違和感を訴えたことを明らかにし、次の試合の起用は「様子を見て決めたい」と話していました。

浅村選手「切り替えてやりたい」

3打席連続でタイムリーヒットを打った日本代表の浅村栄斗選手は「きょうは自分らしいバッティングができた。ゴロを打たせるようなボールをしっかり見極めながら、自分が打てるボールを選択して対応できたのがいい結果につながった。負けたことはしかたないので、切り替えて、自分自身はきょうのいい流れのままやっていきたい」と話していました。

高橋投手「次の登板に照準合わせる」

先発で4回2失点だった高橋礼投手は「まっすぐがあまり走っておらず、狙われている感じがあり、慎重になりすぎてしまった。指にかかったいいまっすぐがいったと思っても芯で捉えられた打球が飛んだり、いいコースにいったスライダーも見逃されたりして自分の理想と離れたピッチングになってしまった。この結果を受け止めながら次の登板があればそこに照準を合わせて頑張りたい」と話していました。