首里城復元 世界遺産登録に影響力あるイコモスとも協議へ 政府

首里城復元 世界遺産登録に影響力あるイコモスとも協議へ 政府
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主要な建物が焼失した首里城の復元で、政府は、城の跡地一帯を世界遺産として維持していくため、登録に大きな影響力を持つユネスコの諮問機関とも協議しながら基本構想の検討を進めることにしています。
大規模な火災で主要な建物が全焼した首里城の復元をめぐり、政府は先週、杉田官房副長官をトップとする関係省庁の局長級による会議を開くとともに、内閣官房に担当室を設けて、残っている図面に基づいた復元が可能かや、柱となる木材をどのように確保するか、などの課題の洗い出しを始めました。

首里城は、城の周りに残された石垣や地下の遺構など跡地一帯が世界遺産として登録されていますが、政府は、世界遺産として維持していくためには、対象となっていない建物自体の復元でも、登録に大きな影響力を持つユネスコの諮問機関「イコモス」との調整が必要になるとしています。

イコモスが世界遺産が立地する景観も重視していることから、政府は、防火設備なども景観を損なわないようイコモス側とも協議しながら、具体的な方法を検討する方針で、課題の洗い出しを進めたうえで、基本構想の検討を進めることにしています。