アオノリ産地 原発出荷自粛後再開も台風でまた被害 福島 相馬

アオノリ産地 原発出荷自粛後再開も台風でまた被害 福島 相馬
全国有数のアオノリの産地だった福島県相馬市の松川浦では、原発事故を受けた出荷の自粛を経て去年やっと再開したものの、台風19号やその後の大雨で網に大量の流木などがかかる被害に遭いました。漁業者たちは、懸命の復旧作業に取り組んでいます。
相馬市の松川浦は原発事故を受けて長くアオノリの出荷を自粛し、去年再開しました。

ことしも9月から生産を始めていましたが、先月の台風19号とその後の大雨で、川から大量の流木やがれきが流れ込んで網にかかるなどの被害が相次いでいます。

8日は漁業者などおよそ80人が清掃活動を行い、船で漁場に向かって長さが5メートルを超える流木のほか、上流から流れてきたとみられる仮設トイレ、配管などを手作業で回収しました。

集まった流木やがれきは、8日だけでも10トントラックで5台分に上ったということです。

ノリの漁業者で、相馬双葉漁協松川浦地区の代表代理を務める山下博行さんは「アオノリの栽培を再開したばかりなのに、このような被害が出てしまって大変がっかりしている。アオノリは品質が命なので、生産者どうしで力を合わせて撤去作業を行っていきたい」と話していました。