JR西日本 車両の浸水被害受け事前退避の方法など検討へ

JR西日本 車両の浸水被害受け事前退避の方法など検討へ
台風19号の豪雨による北陸新幹線の浸水被害を受けてJR西日本の来島達夫社長は、気象の状況から車両が水につかるおそれがある場合には、事前に車両を退避させる方法などを検討していく考えを明らかにしました。
台風19号では、長野市にある新幹線の車両センターが浸水し、JR西日本が所有する2編成を含む北陸新幹線の車両10編成が水につかり、すべて廃車にすることになりました。

JR西日本の来島達夫社長は、8日都内で開いた会見で、車両基地などの浸水対策について「浸水被害というのは、事前の予測がどこまでできるか悩ましいところだと思う。被害に備えた車両の避難など、リスクに対して具体的にどうするのか、ふさわしい対策を考えていきたい」と述べ、車両が水につかるおそれがある場合、事前に退避させる方法などを検討していく考えを示しました。

JR西日本の管内では、新幹線の車両基地5か所のうち、石川県白山市と広島市、岡山市にある合わせて3か所が洪水による浸水想定エリアに入っていて、会社ではそれぞれの施設について、河川の氾濫などの際に想定される被害やその対策について検討を進めることにしています。