米朝高官 非核化などテーマの国際会議に出席 モスクワ

米朝高官 非核化などテーマの国際会議に出席 モスクワ
核兵器の不拡散や北朝鮮の非核化などをテーマにロシアのモスクワで始まった国際会議にアメリカと北朝鮮の高官がそろって出席しています。非核化をめぐる米朝の協議が難航する中、双方の発言の内容や接触があるかどうかが注目されます。
ロシアのモスクワで8日から始まった国際会議には、アメリカ国務省で北朝鮮問題を担当するマーク・ランバート特使と北朝鮮外務省のチョ・チョルス北米局長が出席しています。

午前中に開かれたセッションでは、ロシアのラブロフ外相が講演し「朝鮮半島の核問題は、関係国との対話に基づく外交によってのみ、解決することができる」と述べ各国の対話の実現に向けてロシアの役割を強調しました。

アメリカと北朝鮮は、先月、スウェーデンで、非核化に向けた実務者協議を行い、ランバート特使も出席しましたが、協議は不調に終わり、再開の見通しは立っていません。

さらに北朝鮮は、アメリカと韓国が来月に予定している軍事演習に反発し、ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射や核実験の中止を見直す可能性も示唆してアメリカに譲歩を求めています。

こうした中、北朝鮮のチョ局長は、このあと開かれるセッションでスピーチするほか、9日はメディアの取材を認めない形で北朝鮮の非核化や安全保障をテーマに議論が行われる見通しです。

非核化をめぐる米朝の協議が難航する中、双方の代表がどのような発言を行うかや接触があるかどうかが注目されます。