カンボジア最大野党前党首 帰国困難に 野党への締めつけ強める

カンボジア最大野党前党首 帰国困難に 野党への締めつけ強める
国外で活動しているカンボジアの最大野党の前の党首が、帰国のため、フランスの空港で飛行機に乗ろうとしたところ、タイの航空会社に拒否されました。カンボジアのフン・セン首相は野党への締めつけを強めており、今回の搭乗拒否は周辺国への働きかけが影響したとみられます。
カンボジアの最大野党・救国党の前の党首、サム・レンシー氏は逮捕状が出された4年前から国外で暮らしてきましたが「11月9日に帰国する」と予告しました。

サム・レンシー氏は7日、滞在先のフランスのパリの空港でカンボジアの隣国タイへ向かう飛行機に乗ろうとしましたが、タイの航空会社に拒否され、帰国は難しくなっています。

野党への締めつけを強めるカンボジアのフン・セン首相はタイなど周辺国に対してサム・レンシー氏が入国した場合に逮捕するよう求めてきました。

これに対し、タイのプラユット首相は6日、サム・レンシー氏の入国を認めない考えを示し、フン・セン首相による働きかけが影響したと見られます。

フン・セン首相の強権的な政治手法に対しては欧米諸国などから批判が高まっています。