17年前にフェレットにかまれ警察官死亡 公務災害に認定 大分

17年前にフェレットにかまれ警察官死亡 公務災害に認定 大分
17年前、大分市内の公園で、イタチ科の動物フェレットを捕獲中に手をかまれ感染症の治療を続けていた大分県警察本部の男性警察官が、ことし1月に亡くなっていたことがわかりました。男性はことし7月、民間企業の労災にあたる公務災害に認定されました。
警察によりますと、亡くなったのは大分県警の地域課に所属していた41歳の男性警部補です。

男性警部補は、大分駅前交番に勤務していた17年前の平成14年、市民からの通報をもとに大分市末広町の公園でフェレットを捕獲しようとしたところ、両手をかまれ3か月後に感染症を発症しました。その後、休職と復職を繰り返して治療を続けましたが、ことし1月に別府市内の病院で亡くなったということです。

地方公務員災害補償基金県支部は、フェレットにかまれたことが警察官の死亡につながったと認められるとして、ことし7月、民間企業の労災にあたる「公務災害」と認定しました。

獣医師で、おおいた動物愛護センターの佐伯久所長は、フェレットは犬や猫などの哺乳類と同じように歯がとがっているため、かまれると皮膚の奥まで細菌が入る可能性があると指摘しています。

そのうえで「野良のフェレットは野良犬などと同じように細菌を持っているので外で見たときは近づかずに、万が一、かまれたりひっかかれたりした場合はすぐに病院に行くようにしてほしい」としています。