米中首脳会談 来月にずれ込みか 開催場所などの調整遅れる

米中首脳会談 来月にずれ込みか 開催場所などの調整遅れる
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APEC首脳会議の中止を受けて再調整されている米中の首脳会談をめぐって、両政府の間で開催場所や合意内容の調整が遅れていることから、今月中旬に予定していた開催日程が来月にずれ込む可能性が出ています。
米中両政府は、今月中旬にチリで予定されていたAPEC首脳会議が中止になったことを受けて、トランプ大統領と習近平国家主席の首脳会談を別の場所で行うことで再調整を進めています。

こうした中、ロイター通信などは6日、首脳会談の場所について、トランプ大統領が希望していたアメリカ国内の案がなくなり、アジアかヨーロッパで行う案が検討され始めたため、開催が来月にずれ込む可能性があると伝えました。

そのうえで、スウェーデンやスイス、それに来月3日からNATO=北大西洋条約機構の首脳会議が行われるロンドンなどで開催される可能性があるという見方を伝えています。

また両政府の間では、先月の貿易交渉で合意した内容を正式な文書にする作業が進められていますが、知的財産権の侵害の問題などで詰めの協議が残っていることも日程の延期に関係しているとみられます。

両首脳が文書に署名すれば、トランプ大統領が中国からの輸入品に対する関税の上乗せ措置の一部を撤回する可能性もあり、首脳会談が実現するかどうかに関心が集まっています。