箱根登山電車 年内めどに復旧方針決定へ

箱根登山電車 年内めどに復旧方針決定へ
台風19号の影響で一部区間で運行できない状態が続いている箱根登山電車について、会社側は6日、年内をめどに復旧の方針を決める考えを明らかにしました。
神奈川県箱根町では台風19号の雨量が1000ミリに達し、箱根登山電車は箱根湯本駅と強羅駅の間の合わせて20か所で土砂崩れなどが起きて、この区間で運休が続いています。

6日は100メートル以上にわたって斜面の土砂が崩れた小涌谷駅近くの現場の取材が許可され、3週間余りたったいまも大量の土砂や倒れた電柱などが残されたままになっている様子を確認することができました。

こうした中、6日、復旧工事の方法を検討している箱根登山鉄道は、年内をめどに復旧の方針を決めることを明らかにしました。

特に大きく崩れた斜面でのさらなる土砂崩れを防ぐ補強工事の方法や、壊れた陸橋を復旧する際の構造などについて検討するということです。

ただ、運行再開の時期については見通しがたたない状態だということです。

箱根登山鉄道の宮原賢一鉄道部長は「地域にとって箱根登山電車がなくてはならないものだと痛感しました。被災した場所の地質調査や関係機関との調整を進め、全力で復旧に当たっていきたい」と話していました。