放射性物質を自宅に隠し持っていた疑い 会社員逮捕 名古屋

放射性物質を自宅に隠し持っていた疑い 会社員逮捕 名古屋
放射性物質の「アメリシウム241」を自宅に隠し持っていたとして、名古屋市の34歳の会社員が逮捕されました。名古屋市で元大学生が爆発物などを製造した罪で実刑判決を受けた事件の関係先として捜索したところ見つかったということで、警察が入手ルートなどを調べています。
逮捕されたのは、名古屋市守山区の会社員、市川貴紀容疑者(34)です。

警察によりますと、ことし4月、自宅アパートで、放射性物質の「アメリシウム241」が入った容器8個を国の許可を得ずに隠し持っていたほか、爆発物の原料となる「塩素酸カリウム」およそ157グラムを保管していたとして、放射線障害防止法違反などの疑いが持たれています。

名古屋市で、元大学生が高い殺傷力がある爆発物「過酸化アセトン」などを製造したとして、3月に実刑判決を受けた事件の関係先として、警察が市川容疑者の自宅を捜索したところ見つかったということです。

調べに対し、アメリシウム241については容疑を認める一方、「塩化カリウムを電気分解したが、塩素酸カリウムができたという認識はない」と供述しているということです。

アメリシウム241は「煙感知器」に使われることがある人工の放射性物質で、体内に取り込まれると内部被ばくするおそれがあるということで、警察が入手ルートなどを調べています。