10日の即位祝賀パレード 沿道に手荷物検査場40か所 厳重警戒へ

10日の即位祝賀パレード 沿道に手荷物検査場40か所 厳重警戒へ
5日後に行われる天皇陛下の即位を祝う祝賀パレードを前に、警視庁は5日、警備対策の会議を開き、ルートの沿道の観覧用ブースに手荷物検査場を40か所設け、厳重に警戒に当たる方針を確認しました。
天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)」は、先月22日に行われる予定でしたが、台風19号による甚大な被害を受けて、今月10日に延期されました。

5日、警視庁では、幹部や警備部門の担当者らおよそ250人を集めた対策会議が開かれ、三浦正充警視総監が「極めて高い密度の警備が求められる。全国から派遣される応援部隊を含め、一致団結して警備を完遂しなければならない」と訓示しました。

警視庁は、今回、警視総監をトップとする「最高警備本部」を立ち上げ、全国の警察から集めた特別派遣部隊も編成して警備にあたる方針です。

パレードの沿道には観覧に訪れる人たちのブースが設置され、警備のため、東京メトロ・青山一丁目駅や赤坂見附駅など4つの駅で、一部の出入り口の使用が制限されます。

そのうえで、ブースに入るための手荷物検査場を40か所設け、危険物が持ち込まれないよう厳重に警戒に当たることにしています。

警視庁は、観覧する際の注意点をホームページに掲載するほか、当日はどの地点の観覧用ブースが混雑しているか、ツイッターで随時発信し、ルールを守って観覧するよう呼びかけています。

「祝賀御列の儀」のルート

今月10日に行われる予定の天皇陛下の即位に伴う祝賀パレード「祝賀御列の儀」で、天皇皇后両陛下は午後3時に皇居 宮殿を出発し、およそ30分かけてお住まいの赤坂御所に向かわれます。

まず、両陛下は皇居 宮殿の南車寄を出発して二重橋前や桜田門の交差点を通過し、国会議事堂の正門前で右折します。

そして憲政記念館前で左折し、平河町の交差点を経て青山通りに入ります。

パレードはその後、青山一丁目と権田原の交差点を経て、赤坂御用地にある天皇ご一家のお住まいの赤坂御所の御車寄に到着するという、全体でおよそ4.6キロのルートです。

車列には秋篠宮ご夫妻や安倍総理大臣などの車も加わり、18台の自動車と、白バイやサイドカー合わせて46台が連なります。

車列の長さはおよそ400メートルで、時速10キロほどのスピードでゆっくりと進みます。

両陛下の乗られるオープンカーは、車列の中央よりやや前寄りに位置します。

このオープンカーはトヨタ自動車の「センチュリー」を特別に改造して屋根を取り払うなどしたもので、政府が8000万円の予算を計上して儀式に向けて調達しました。

車体は、全長5メートル34センチ、幅1メートル93センチ。

後部座席は前方の座席より4センチほど高くなっていて、両陛下の姿が沿道からよく見えるよう、背もたれの角度は25度傾けて固定されています。