台風19号で浸水した日大工学部 25日ぶりに講義再開 福島 郡山

台風19号で浸水した日大工学部 25日ぶりに講義再開 福島 郡山
台風19号による大雨でキャンパスなどが水につかり休講していた福島県郡山市にある日本大学工学部で5日、25日ぶりに講義が再開されました。
郡山市田村町の日本大学工学部は、近くを流れる阿武隈川の氾濫で、キャンパス内にある60ほどの建物のほとんどが浸水したほか、およそ4500人の学生のうち1000人ほどが、下宿先が水につかる被害を受けました。

これまでに教室の清掃や消毒などが終わり、学生を受け入れる体制が整ったとして、大学は5日、すべての学科と大学院で25日ぶりに講義を再開し、キャンパスに学生たちの声が戻りました。

このうち土木工学科2年のクラスでは、担任の教員がおよそ100人の学生に、被災状況の申請を呼びかけたほか、学生証を紛失した場合の再交付や、見舞い金や支援金を受けるための手続きなどを伝えていました。

アパートの1階に住んでいて被災した2年生の男子学生は「床上浸水でテレビや冷蔵庫のほか、教科書もすべて使えなくなりました。みんな元気でよかったですが、また川が氾濫しなければいいと思います」と話していました。

大学は、学生の被災状況を確認したうえで、教科書の購入などの負担を少なくするよう支援を検討したいとしています。