土石流で支援受けた山口の施設職員 長野の被災地支援に出発

土石流で支援受けた山口の施設職員 長野の被災地支援に出発
10年前、山口県防府市で土石流に巻き込まれ、入所者12人が亡くなった特別養護老人ホームの職員らが、ボランティアとして活動するため4日朝、台風19号の被災地、長野市に向けて出発しました。
長野市でのボランティア活動にあたるのは防府市の特別養護老人ホーム「ライフケア高砂」の職員や山口県内各地から参加した合わせて8人です。

この施設は平成21年に起きた豪雨災害で土石流に巻き込まれ、災害関連死を含めて12人の入所者が亡くなりました。その時に受けた支援の恩返しをしようと、これまで熊本地震や西日本豪雨などの被災地に職員らを派遣し、ボランティア活動を行ってきたということです。

出発を前に、「ライフケア高砂」の上田巌 理事長は「この施設も多くの人の支援を受けて再開することができた。現地での活動を通して『情けは人のためならず』ということばの意味を実感してもらいたい」とあいさつしました。

そして、上田理事長を含む8人のメンバーは車に乗り込み、長野市に向けて出発しました。一行は、今月9日まで現地に滞在し、住宅に流れ込んだ土砂の撤去などを行うということです。

参加した防府市の50代の男性は「被災した人たちが復興に向かって進むための力になりたい」と話していました。