慰安婦問題テーマの映画 中止から一転 4日に上映へ 川崎

慰安婦問題テーマの映画 中止から一転 4日に上映へ 川崎
川崎市で開催中の映画祭で、慰安婦問題をテーマにした映画の上映が中止されたことに批判が相次いだことを受け、映画祭を主催するNPO法人は一転、最終日の4日に上映することを決めました。
川崎市で開催中の「KAWASAKIしんゆり映画祭」では、慰安婦問題をテーマにした映画「主戦場」について、上映差し止めを求める訴訟が起きていることに、共催する川崎市が懸念を示し、主催者のNPO法人が会場の安全面などを危惧して上映を中止しました。

この対応に、映画祭に登壇した是枝裕和監督など映画関係者や市民から、表現の自由をめぐる批判や上映を求める声が相次ぎ、抗議のため、別の作品の上映を取りやめる動きも出ていました。

一方、上映差し止めを求める訴訟を起こした出演者の一部は、撮影の際の説明に疑義があるなどとして、先月31日に共催する川崎市を訪れ、上映を認めないよう申し入れていました。

こうした中、主催者のNPOでは、2日までに約70人いるボランティアや事務局のスタッフで投票や議論を重ねた結果、一度は上映を中止した「主戦場」を一転、上映することを決めました。

上映は、映画祭の最終日、4日に行われます。抗議のため取りやめていた作品の1つも、上映されるということです。